猫の社会化期?

猫の社会化期?

2022年3月20日

こんにちは。ペットシッターフレンドリーのもんちゃんこと門林です。

猫の社会化期っていう言葉ご存じですか?社会化というのは動物が仲間の動物との適切な社会行動を学習する過程のことで、猫では生後2週齢から9週齢が最も社会化に適した時期とされていて、それが社会化期と呼ばれます。

難しいようですが、簡単な例で言えばこの時期に色んな種類のご飯を食べていれば偏食が少ない子になったり、色んな人に触ってもらっていれば人懐こい猫に育ったり、またその逆だったり…というようなことです。

猫のお世話をする場合に偏食だったり人馴れをしていない子はとても扱いにくく、飼い主さんも猫ちゃんもどちらも苦労することが多いです。

ペットホテルに預かってもらえなかったり、ペットシッターに来てもらってもどこかに隠れてしまっているのかいないの分からなかったり、お家でも爪切りを嫌がったり、獣医さんに連れて行くのも難しかったり、療法食を処方されても食べてくれなかったり…。

ですから子猫をお世話することになったかたにはなるべく色んな種類のかりかりを与えたり、色んな人に抱っこして相手をしてもらったりすることで、その子が大きくなったときに扱いやすかったりしますので、できればそんな風に育ててあげてほしいと思います。

ところでもしではすでに大人になった外猫ちゃんならもう無理なのか?家の子にしてお世話していくことは難しいのか?

確かに決して簡単ではないですが、外で育った大人の猫でも愛情と時間をかけてあげればちゃんと社会化することができますよ。

もんちゃんの経験からそれは確かに言えます。初めは威嚇してきたり夜鳴きしたり、ケージで暮らしてもらうことになったり、嫌な思い、不自由な思いをさせることになる場合もありますが、そういう時間を過ごせばきっとその子もかわいい家猫になってくれますよ。ぜんぜん懐かずに怯えて逃げ回っていた猫ちゃんが、いつの間にか寄り添って寝ていたり抱っこさせたりしてくれたときのかわいさはまた一味ちがう喜びがあったりします(^^)/

もし気になる外猫ちゃんがいたり、捕まえてお世話したいな、でもどうしたらいいのかな?そんなときもペットシッターフレンドリーはぜひぜひご相談に乗らせていただきますので、お話だけでも聞かせていただければと思います。

もんちゃん