行ってらっしゃいませー
先日のことですが同業者のかたがたとお話しさせていただく機会がありました。その際に少しだけ、おや?と思わせる内容がありました。それと言いますのは、猫ちゃんへの自宅での点滴やインシュリン注射のことです。
ぼくも実際に経験がありますが、動物医療の現場では飼い主さんが獣医さんに指導を受け、器具を渡され自宅で飼い主さん自ら猫ちゃんに点滴をするということがあります。人間でも糖尿病のかたがご自分でインシュリン注射をされたりはありますね。
猫ちゃんへの点滴の処置、皮下点滴ですし慣れれば実際たしかにそれほど難しいことではありません。飼い主さんが獣医さんの指導に基づきご自分で行なうことは毎日通院することやお仕事がある等、色々な事情を考えれば許容されることかもしれません。
ですがでは、ぼくたちペットシッターがお金をいただいてお客さまのお留守におうかがいし、猫ちゃんのお世話として点滴の処置をすることはどうでしょうか?
これはたとえどれだけ簡単だったとしても医療行為にあたる気がします。どれだけ経験、知識を持ち合わせていたとしても、獣医師免許を持っていないかぎりそういった医療行為を行うのは果たしていかがなものでしょうか?
また少し違う視点から見た場合ですが、かかりつけの信頼している獣医さんに処置していただいたり、その獣医さんの指導でご自身がご自身の責任でかわいい愛猫に針を刺すことはできたとしても…。
どれだけ経験豊富でもあくまで一般のかたに大事な猫ちゃんへの医療行為をお任せできますか?
残念ですがぼくにはちょっと考えらません…。
お留守にされるご事情がもし、以前から計画されて楽しみにされていたご家族みんなでハワイ旅行7泊8日等であれば、やっぱり行きたいですよね。お仕事での出張や冠婚葬祭、どうしようもないときもありますよね。
ではそんな際どうすればいいのか?
私たちペットシッターフレンドリーでは獣医さんへの通院代行サービスを比較的リーズナブルにご用意させていただいています。
ペットシッターサービスをご利用いただき、それに付随してかかりつけの獣医さんにお連れさせていただく場合はオプション料金のような形でお金を少し別途でいただきます。
猫ちゃんの移送に関してはれっきとした資格と登録がありますので、プロとして責任を持って送り迎えさせていただきます。
猫の民宿(ペットホテル)にご宿泊の場合も、かかりつけの獣医さんでの処置をご希望の場合は同様のオプション料金をちょうだいすることになりますが、当ペットホテルの徒歩圏内に信頼のおける獣医さんがありますので、そちらでの処置であればご宿泊料金の範囲内で通院させていただきますよ。
その場合は事前にかかりつけ獣医さんで紹介状をご用意していただく必要がございます。
また医療費に関しては後日ご精算していただく形になります。ご了承ください。
コロナ禍も少し収束のきざしも見えてきて、GOTOトラベルのようなものもまた始まるような噂もあります。皆さまにおかれましてもご旅行、お出かけの機会が増えてくることかと思います。
猫がいるから旅行に行けない…そんな風に猫ちゃんが飼い主さんにとってほんの少しでも負担に感じられることが、ぼくにはとても悲しいです。
猫ちゃんがいてもいいじゃないですか!皆さんハワイでも月面でもどうぞご自由にお出かけください!
その間は私たちペットシッターフレンドリーがお客さまに代わって、我が子と思って精一杯お世話させていただきますよ!(^^)
ペットシッターフレンドリー代表
もんちゃん